ネット犯罪の裏経済白書が公開

ドイツのセキュリティー大手・G Dataが、「アンダーグラウンドエコノミー」という調査リポートを発表し、日本のサイト(G Data Software株式会社)でも和訳されたPDFが公開されています。
http://www.gdata.co.jp/
調査は、数カ月にわたって実際に不法な取引場や犯罪者専用板に潜入して行われたとのこと。
【ネット犯罪「裏経済」白書 目次】
1.概要: 無邪気なハッカー攻撃からドル箱市場を狙った犯罪へ
2.裏経済の構造
 2.1.犯罪者のたまり場とコミュニケーション手段
 2.2.盗難クレジットカード情報の販売
 2.3.スキャマー
3.取引される物品とサービス
 3.1.金になるデータ
 3.2.プロキシを利用したトラッキング回避
 3.3.コンピュータのボット化
 3.4.防弾ホスティング
 3.5.収入源となるスパムメール
 3.6.DDoS攻撃がサーバーをダウンさせるメカニズム
 3.7.偽装IDを使ったID隠蔽
 3.8.カーディング詐欺
 3.9.スキミング詐欺
 3.10.フィッシング詐欺
 3.11.ボットネットとその構成
4.現金化
5.結論:サイバー犯罪は更なる増加へ
 付録1 裏市場における価格表
 付録2 用語集