トマトダイエットを上手に継続する方法

京都大学の河田照雄教授のグループが、トマトに含まれる物質が血液中の中性脂肪の値を下げることをマウスの実験で確認したというニュースが流れて、お店からトマトやトマトジュースが消えてしまっているそうです。
この異常な人気っぷりにトマトを販売しているお店屋さんは困惑顔…。
売れるのはうれしいけど、一時のブームとなるのが怖いところです。
トマトの旬は、11月~5月ごろの冬春トマト、6月~10月の夏秋トマトにわけられています。
トマトに含まれるリコピンは、活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などを予防する働きもあると言われています。
今回のマウスの実験結果から人間に換算すると、生のトマトで1食に2~3個。トマトジュースなら200mlを飲むとメタボの改善効果がみられるとされます。
また、トマトに含まれる成分により、肝臓で糖質の吸収が改善され、血糖値も下がったそうです。
ただ、毎日食べたり飲み続けないといけないのはつらそう…トマトジュースならまだなんとかいけそうかも?
※わたしはトマトジュースがキライなので無理ですが。
しかも、トマトは身体を冷やす野菜なので、そのまま食したり飲んだりするのは、ダイエットに大敵な冷えを招くおそれがあるのです。
ダイエットには興味はあるけど、トマトを大量に食べるのはちょっと…と今回のブームを横目で見ていたのですが、このタイミングでトマトのサプリメントを発見。
※きっと、この販売店も最近のトマトダイエットブームにのろうと宣伝を強化したのだと思います&emojiface_cyu2;
その名も、夜スリム「トマ美ちゃん」。
小粒の錠剤を飲むだけなので簡単に続けられそう…ではあります。
バナナがいいといわれれば、店頭からバナナが消え、
寒天がいいといわれれば、店頭から寒天が消えるという。
ダイエットに関心が高いのはいいことなのですが、一時のブームで市場をあらすのはどうかな…と思ったりもします。
流行りで販売されるものよりも、以前から研究されて販売されつづけているものを、うまく取り入れる方がいいのでは?と個人的には思っています。
後日談
「寝ている間に勝手にダイエット」というのが大人気で、2年間に50億円の売り上げた夜スリム「トマ美ちゃん」。
しかし、2013年12月5日に「寝てる間に痩せる」は誇大宣伝と消費者庁から行政処分の中で最も重い「措置命令」が出されました。