レジストラ移管

わたしがインターネットを始めた頃、ドメインを登録するレジストラは、Network Solutions(NSI)のみでした。

今では日本のレジストラも増えてきていて、お名前.com※なんかは結構有名だと思います。
※アジア圏および日本では最初の商用ドメイン名登録機関(レジストラ)に選出された日本のレジストラです。(GMOインターネット株式会社)

その名残もあって SOHO’s Club で使っているドメインは、最近までずっとNSIのままだったのですが、ドメイン更新期限が迫ってきたこともあり、現在わたしが登録しているほぼ全てのドメインを管理しているレジストラに移管することにしました。
※わたしは思いつきでドメインを登録するクセがあって、現在20個ほど登録しています。

ただレジストラ移管というのは、スムーズにいくものもあれば、スムーズに行かないものもあります。

スムーズに行かない理由としては、
1.レジストラ・ロック(Register Lock)されている場合。
 ※NSIの場合ACCOUNT MANAGERよりロックをOFFにします。
2.ドメイン管理者 (Administrative Contact)に承認されない。
 ※Administrative Contactを調べて、承認してもらうように連絡するか、自分の情報に変更します。ドメイン取得者であれば、現Administrative Contactの情報を削除することができます。

今回の私の場合は2の問題があり、Administrative Contactがサーバ業者になっていて、且つ登録されているメールアドレスは現在使われていないという状況だったのですごくあせってしまったんですが、どうにかACCOUNT MANAGERにログインでき、Administrative Contactの情報を削除し、自分のメールアドレスに届くように設定しました。
その後の移管作業はいつもの通りスムーズに行われ、現在はドメインの移管が完了するのを待つのみです。

サーバ業者にドメインの管理をしてもらうと、レジストラが選べないためドメイン更新料を多く支払う必要があったり、なにかと手数料を取られたりすることがあるので、ドメインの管理は自分でするのが一番です。

オススメのレジストラは、ムームードメインで、ここはWEBでのコントロールパネルも使いやすく、ドメイン取得費・更新費も比較的安いので個人的にはおすすめです。
※ムームードメインは、レンタルサーバ「ロリポップ」で有名な、株式会社paperboy&co.が運営しています。

■ ひとりごと…その1
それにしても、知らない間に、Network Solutions(NSI)のGold VIP Customerになっていました。

■ ひとりごと…その2
Private Registrationって何?って思っていたのですが、これはWhois情報にレジストラの連絡先を表示させるオプションだったんですね…。NSIの場合この費用は、$9.00/年が必要です。ちなみにドメイン登録料金は、$34.99/年です。
WHOIS Search

■ ひとりごと…その3
今回のレジストラ移管の件で、ムームードメインに問合せをしようと思ったのですが、サポート電話はなく、メールでの対応のみだと思っていたのですが、なんとライブチャットサポートというのがあるのを見つけて、はじめて使ってみました。結構便利なものでした。

1件のコメント

  1. ドメイン取得・更新料の卸価格?っていくらなんだろうって常々思ってたんですが、「ITmediaニュース:ICANNとVeriSign、ドメイン使用料の値上げに制限」で年間6ドルだということを知ってしまいました…。
    現在、VeriSignはドメイン名再販業者(レジストラ)から.comドメイン名ごとに年間6ドルを徴収している。
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0601/31/news016.html

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