連載第四十一回目

★交流会継続の要因2
「九州ベンチャー大学」セミナー異業種交流会運営裏話の5つめですが、今も毎回やっているのが「初参加者の自己紹介コーナー」。
文字通り、始めて来た人に壇上に上がってもらい、簡単に自己紹介を次々にして貰います。様々な交流会に始めて出る人はわかるでしょうが、知らない人ばかりでなかなか溶け込むのが難しい。ついつい、壁の花になってしまう。私でさえ、いまだに初めての会合に出たときは緊張しまくりです。でも、自己紹介を皆の前でやると、自分も裸になれ、他の参加者もアイツはそうか・・・と理解でき、その後は話がしやすいですね。
コレに加え6つ目に「自己PR・お知らせコーナー」というのもやってます。これは既存の参加者の方で何か営業的なPRをしたい、告知をしたいという人に時間をとっています。交流会でありがちなのが、名刺交換してスグに強引な営業や恋愛アタックに行く人。これが会を壊すんですね。
だから、7つ目に「悪徳・マルチ・ネットワークビジネス禁止」とし、下手な営業も禁止しています。でも、私もそうでしたが、当然営業ビジネス人脈を広げたい人も多数いる。そこで、個別の名刺交換以外に、皆の前でPRする時間をとっています。かつ、チラシやパンフを配るのも自由です。
★小企業は接近戦
こうして回数を重ねながらお互いの理解が深まると、営業しなくても向こうから仕事の依頼が来るようになる。同じ商品・サービスなら、人は知った人から買いたいですよね。何かを買う場合、騙されるんじゃないか、損するんじゃないかという心理が働きますが、信頼関係が在ればそういう不安も払拭される。私が「小さな会社☆儲けのルール」で言っている<弱者必勝の接近戦>ですね。強者はCMや広告で知名度はあるかも知れないが、最後は人と人が直接会う、またはメールでもオートメールではない手書きのアナログ部分で決まります。
小企業は接近戦。怒られるかも知れませんが、今、一番の事例はイラクの自爆ゲリラ接近戦ですね。強者・米国が空爆(CMみたいな)では強いですが、地に降りて相手と現場で闘えば、地の利のある接近戦になれた弱者が勝てる。
ネットの世界もユーザーとの細かい対応では大手に勝てるし、アナログの交流会にはあまり大手リーマンは来ません。
SOHO・ネット系の人も、ぜひ、様々な交流会に参加することをおすすめします。
私の場合。今の嫁さんも交流会で見つけました。恋愛もネット出逢い系より接近戦ですよ:爆。