連載第三十八回目

★いやー、すいません!
いやー、すいません!
10/21・22と東京でセミナー講師&他のセミナーに参加し、今日は朝3時まで新宿で変態旅行代理店「地球探検隊」中村隊長主催の東京非凡塾3時会に参加。インターネット&マンガ喫茶に2時間泊まり、朝一のスカイマークで今、博多に戻りました。で、このエッセイのことをすっかり忘れてしまい、今、慌てて書いてます。
しかし、博多に帰ってくるとホッとしますね。東京はまさに人混み=人ゴミみたいな感じで、渋谷や新宿は欲望渦巻く危ない街。一昨日は歌舞伎町のサウナに泊まり、昨日朝8時半から本の読者の方々との面談雑談会を歌舞伎町のマックでしましたが、店内は徹夜で遊び疲れた異星人がたむろしている。横のスケベ店では朝から客引き。さすがは日本一?犯罪が多い町で、狂った人が続出するのもよくわかります。
余談が続きますが、東京では電車がよく止まりますね。人身事故=自殺がもの凄く多いんですね。中谷彰宏さんのベストセラー「サービスの達人」でも対談している、友人で障害者専門旅行代理店「ベルテンポ」の高萩さんは以前、小田急電鉄に勤めてましたが、3年で200人の遺体処理。JRなども含めると、少なくとも年間1000人以上は飛び込んでいるようです。東京はチャンスの街ですが、マイナスパワーももの凄い。田舎モンは、たまに行く程度がイイですよ。
★弱者必勝の地域戦略
これは、私が普段講演している「ランチェスター:弱者必勝の戦略」の地域戦略でも、弱者は田舎で仕事しろと言っています。都会は市場も大きいが、ライバルも山ほどいる。今はすべての業種で市場が縮小してますから、商売の盛衰のポイントの一つは、いかにライバルに勝つか。今は年間約100回、全国を廻ってますが、東京・大阪のような大都市より、人口が10万人以下くらいの田舎の方が元気がいい。ホームレスもほとんどいない。特に5万人以下の地方都市には、東京本社の大企業が支店や営業所を出しませんから、市場は小さくても地元の弱小企業がなんとか食える。逆に大都市は大企業が必ず進出しますから競争が激しくなり、地元企業は苦戦する。
弱者はライバルが少ない田舎、又は都市圏の場合は競争の激しい中心部を避け、周辺部や県境で頑張る=ランチェスター弱者必勝の地域戦略は当たっているなあと、最近、つくづく思いますね。
最近行った、九州離島の天草、四国、山口などの講演地は、どこも人口が少なく、東京や大阪から行くのも時間がかかる。バブル崩壊の悪影響も少ない。地方・田舎にはチャンスがいっぱいあるなあ、11年前、東京から都落ちしてよかったなあと、最近はつくづく思います。